「フランスパンたちの集い2024」に参加しました
11/16(土)~11/17(日)、函館蔦屋書店で「フランスパンの日」(11/28)に因んだイベントがありました。「ベーカリークラブN43°」が主催して、会員のパン屋さんのパンを一堂に並べて販売しました。バゲットの他、ハード系のパン、ブリオッシュ、クロワッサンを食べ比べることができる豪華なイベントでした。
まどパンも出品し、たくさんの方々にお買い求め頂きました。はるばる札幌からマイカーを飛ばし行った甲斐がありました。開店前の準備を手伝ったり、他店のパンを見たり食べたりとたくさん勉強することができました。今回の経験を活かして、今後もイベント等に参加してみたいと思います。
今後の営業(11月~3月)
11月は、21(木)、23(土)、25(月)、28(木)、30(土)。
12月は、16(月)、23(月)、26(木)、28(土)。11:30~14:30の営業です。
(12月の前半は、建築関係の講習会、発酵菓子、米粉和菓子の講習会に参加するため、東京、大阪等に行っています。)
来年の1月~3月は、店舗での販売はお休みします。(お店周辺の排雪状況が悪く交通障害が毎年起きているので。)予約販売を予定しており、商品等はこれから決めます。札幌市内は配達します。(お店に来ていただくことも可能です。)
フランスパンの日
11/28はフランスパンの日です。ベーカリークラブN43°が主催するイベントが、11/16~17、函館市内であります。たくさんのベーカリーショップが出店します。私も出店させていただくことになり、今、せっせとパンを作っています。函館なので冷凍で送って、当日はマイカーで行ってイベントに参加する予定です。
バゲットとクロワッサン
10月はバゲットとクロワッサンを毎回作り続けたことで技術が向上し、パンの評判が良かったです。おいしいかった!と言われると感動します。作ることが楽しくなします。11月もバゲットとクロワッサンは続けようと思っています。
新メニューとしては、最近流行の「生ドーナッツ」に挑戦してみます。その他、ライ麦パン。ライ麦パンはもう5年位作ってないので一から勉強。サワー種を上手く起こせるか?
クリスマスの定番、シュトレンとパネトーネも作る予定です。
北海道開拓の村に行ってきました
11/2、「北海道開拓の村」に行ってきました。晴れていて温暖で気持ちいい日でした。この日は、「建築物劣化度調査実習」がありました。私は「北海道ヘリテージマネージャー」の登録をしており、その更新のために講習会に参加しました。
ヘリテージマネージャーとは、文化財建築物を活かすための活動や資料作成等ができる人を意味します。発端は京都。そこから全国に広がっています。
久しぶりに北海道開拓の村に行きましたが、昔より整備されている感じで美しい風景でした。私が小さいころあった家並で、懐かしい気がします。
いつか古民家でレストランをやってみたいな、と思っています。
ベーカリークラブN43°の秋の定期講習会に参加しました
北海道内の製パン技術の向上のため結成された団体で20年以上続いています。年2~3回の講習会があり、全国の製パン技術者を講師にお招きして技術を磨いています。
私は「まどパン」開業前は、自宅でパン教室をしていました。家庭製パンはベーカリークラブの対象ではないのですが、知り合いを通じて会員になっていましたので感謝しながら参加しています。
去る9月29日に秋の定期講習会がありました。パン講師は「Brot Dorf」の境智崇さんと、洋菓子は「日仏商事㈱」の錦織淳子さんでした。パン講師は、長年一人でパン屋をやっていたそうで、一人でやっている私に有益な知恵が多々ありました。お菓子は、レシピ本には載っていないテクニックを教えていただき、来年、作ってみたいと思っています。
10/23(水)
1か月ぶりの投稿です。今月は、アロマハンドセラピストデビューしました。緩和ケアの一環として患者さんにアロマハンドトリートメントをさせていただきました。そのためにハンドトリートメントを特訓しました。なんとか様になってたと思います。これからもこの活動は続けたいと思っています。
今週初めは、生活クラブのわくわく祭りのスタッフとして参加してきました。当店のパンは生活クラブの材料を使っていろいろ作っています。私は豚肉ブースの担当でしたが、ここの豚肉は平田牧場の豚肉で、とてもおいしいです。飼料や環境に配慮して育てられているので安心な豚肉です。生活クラブでならデパート等で買うより安く買えます。
来週はベーカリークラブのパン実習の講習会に参加します。朝から夜まであります。なので、10/31(木)はお休みします。
来月は、フランスパンの日があります。函館でイベントがあるので出店します。初のイベント出店なので、わくわくドキドキしています。
11月の商品としては、シュトレン、ライ麦パンを作る予定です。
12月は、東京、大阪での講習会に参加する予定で、まどパンはお休みが多くなります。その分、11月にクリスマスのパン(シュトレン、パネトーネ、パンドーロ)を作りたいと考えています。
9/24(火)
9月は、16日(月)から月、木、土で営業しています。今週の木曜日26日はお休みで28日(土)が今月最後の営業日となります。来月は10/21(月)~11/2(土)の月、木、土が営業日となります。来月はハロウィンを意識してかぼちゃを使ったパンをいろいろ作る予定です。そして、寒くなってきたのでバターを使ったパン(ブリオッシュ、クロワッサン等)も作る予定です。
さて、パンに使われる油脂についてですが、安価なのはマーガリン、ショートニング。マーガリンはバターの代用品として、ショートニングはラードの代用品として製造されたもののようです。そしてこの2つの製造方法はほぼ同じだそうです。
バターとラード、どちらもパンに向いています。質の高い豚からとったラードはおいしいです。パンに使うとしっとりしたパンができます。近いうちにラード(平田牧場産豚から煮出したラード)で作った食パンを販売したいと思っています。
バターについては、「薬のいらぬ健康法」(1968年6版発行)によると、このころから保存料、着色料が問題視されています。私は各メーカーのバターに詳しいわけではありませんが、カルピスバター、高千穂バター、フランス産、デンマーク産等の質の高いバターにこだわってパンを作っています。
2024.9.15
明日は2週間ぶりの営業です。今週と来週の月、木、土が営業日です。明日のメニューは、バゲット食パン、ローストポテトブレッド、雑穀入り小麦全粒粉パン、パンプキンベーグル、ショコラベーグルです。全て、乳製品、砂糖、油脂無しです。
バゲット食パンは、小麦全粒粉20%使用しています。
ローストポテトブレッドは、小麦全粒粉15%使用しており、ローストしたじゃが芋が生地に混ざっています。
雑穀入り小麦全粒粉パンは、小麦全粒粉50%使用しており、雑穀が生地に混ざっています。
パンプキンベーグルは、小麦全粒粉10%使用しており、蒸しかぼちゃが生地に混ざっています。
ショコラベーグルは、小麦全粒粉10%しており、自家製ショコラ(ブラックココア、インスタントコーヒー、オリーブ油)が生地に混ざっています。
どれも乳、砂糖、油脂を使用していないので、食事用として胃もたれせず食べられると思います。
2024.9.10
今日は2回目のキッチンカー販売でした。体力が続いている自分にびっくりです。商品は、ベーグル2種、黒糖メロンパン、小麦胚芽スコーン、ショコラベーグルのチーズケーキサンドでした。
ベーグルはクラシックな製法で作りました。材料は小麦粉と塩と水とパン酵母とモルトです。ショコラベーグルは、チョコクリームを作るのにオリーブ油を少しだけ使っています。ベーグルは好きではなかったので食べたり作ったりはしなかったけど、この製法のベーグルはおいしいです。ベーグル作りにはまりそうで、パンプキンベーグルを作ってみたいと思っています。
「正食と人体」の筆者が参考図書としたものに「薬のいらぬ健康法」と「絶食療法のすすめ」があったので、古本を購入しました。今、「薬のいらぬ健康法」を読んでいます。
それによると、「日本人の食生活は白が危険である」と述べています。白とは、白米、白砂糖、白パンです。なので、私のパンは基本的に、全粒粉を10%以上混ぜており、黒糖を使用しています。
2024.9.9
8月下旬からパン屋を再開してから何かと忙しい日々が続いています。「正食と人体」では、食事の基本は玄米食です。なので我が家は3分づきから玄米に変えました。そして土鍋から圧力なべに変えました。土鍋で玄米をおいしく炊くのは難しくて圧力なべで炊いています。体調は良いです。
8/20(火)に友人と一緒にヴィーガンスイーツコースを食べてきました。有機材料ににこだわって多彩なラインナップのスイーツでしたが、体にすーっと染みこむ感じで完食しました。見た目も素敵なスイートたちでした。
2024.8.12
「正食と人体」では、自然海塩、味噌、醤油、玄米を摂ることが健康になるための秘訣ということで、味噌パンを作ってみました。味噌は生活クラブのもの。砂糖は使わず、自家製玄米甘酒を使いました。
今回、玄米甘酒がとっても甘くおいしくできました。今までは、あまり甘くならなかったので砂糖の代わりに使うことはできなかったのですが、作り方を改善したらとっても甘くなりました。猛暑日は、これと梅干しがあれば何もいらないくらいです。玄米麹も炊いた玄米ご飯も無農薬です。
できた味噌パンは、ほんのり味噌味であっさりしています。猛暑日でもおいしく食べられます。
メロンパンもあっさりメロンパンです。白砂糖は一切使わず、パン生地は甘さ控えめ、トッピングにも粗糖を使っているので優しい甘さです。無骨な形ですが、身体にやさしくておいしいです。
2024.8.10
「正食と人体」では、現代病は塩分不足が原因と書いています。塩は自然海塩。これは摂りすぎれば自然排泄されるので摂りすぎの不調は無し。むしろ不足しているのでいろいろな病気が発症している。まずは自然海塩を十分に摂ることで体調不良、病気等は改善されるそう。味噌、醤油もたくさん摂ることが推奨されています。
白砂糖について、これは食物ではなく薬品。サトウキビや甜菜の絞り汁に多くの化学的処理を施して精製されるショ糖で、純度は99%以上。その過程で、原料植物の90%を占める繊維質とたんぱく質の全てが除去されるので、精製度の低い砂糖を摂るべき。ショ糖に限らず、精製された物質は全て生物にとって毒物である。
またブドウ糖とショ糖は全く別物であって、ブドウ糖は穀物のでんぷんから変化したもので安全な食物であるので、穀物(ブドウ糖)を食べても血糖値は上がらず下がってゆくし、ショ糖を食べると上昇するコレステロールや中性脂肪も、ブドウ糖では上昇しない。
私のパンでは、白砂糖は体に悪いと思い使ってないです。はちみつ、粗精糖、黒糖を使っていますが、白砂糖の本質は理解していませんでした。なので、お菓子にはグラニュー糖を使っています。今後はお菓子にもグラニュー糖等の白砂糖は使わずに作っていこうと思います。
2024.8.7
お店の紹介を兼ねてブログを始めることにしました。
今年の4月6日に念願のパン屋を自宅で開店しました。パンを作り始めたのは、3人目の子がお腹に出来た時。それまでは、材料にこだわったパンを探し求めて購入していました。自分でも作ってみたりもしましたがうまくいかず、イースト臭くて硬くなりやすいパンでした。パン教室に行きたかったのですが、フルワーク、保育園の往復等で通いやすい教室が見つからなかったです。
長男が中学生になったとき、PTA仲間の一人が自宅でパン教室を開くというので、やっとパンを習うことが実現しました。食パンが作れるようになったら卒業しようと思っていましたが、次々とおいしいパンを知るようになって、気が付いたら20年以上が経ちました。パン教室もいろいろなところを経験し、辻調理師専門学校の通信講座も受講しました。そうこうしているうちに子供達は大きくなり、家族のために作っていたパンの需要も減り、私の職場の定年も近づいてきたので、定年後は自宅でパン屋を開こうと夢見てきました。
マンションから戸建て住宅に引っ越し、パン用のオーブンや捏ね機、冷蔵庫、冷凍庫等を揃えて保健所の営業許可を取得し、何とか今年、オープンにこぎつけました。
さて、いざ開店してみると想像以上にきついです。パン屋さんで修業したこともないので当然なのかもしれませんが、週2回の営業ですら3か月でダウンしてしまいました。楽しかったパン作りもすっかり熱が冷めてしまいました。
体調が回復してからお店も復活しましたが、今後は体調優先で営業しようと思っています。体に良い材料を使い、健康を維持できるパンを作って提供していこうと思っています。
体調不良時に「正食と人体」(一倉定 著)という本に出会いました。素晴らしい内容なので、この本を紹介しつつ、私のパンのこだわりを綴っていきたいと思います。